製品紹介

1991年にサンドビック・コロマント社が開発した旋削用クイックチェンジ製品ですが、高い繰り返し性能から複合加工機での採用が増え始め、今や旋削加工を複合加工機で行うなら、誰もが認める主軸規格です。(ISO26623)

加えて、ミル機能付き旋盤の普及や生産ラインの停止時間削減の影響から旋盤でも「誰でも簡単に工具交換」は欠かせない製品となっています。

クイックチェンジシステムとは


クイックチェンジシステム(Quick Change System)は、機械や装置の部品交換を迅速かつ効率的に行うための仕組みです。

工具や刃具の交換時間を短縮し、生産性向上やコスト削減に貢献します。

ツール交換をワンタッチで行えるため、ダウンタイムを最小限に抑え、多品種少量生産にも柔軟に対応できるのが特徴です。

ベルブルー製品のこだわり

クイックチェンジシステム


クイックチェンジユニットの部品は、以下のような特性が求められます。  

 

1. 高精度:交換後も位置ズレや誤差が発生しないよう、精密な設計・加工が必要。  

2. 高剛性:繰り返し使用に耐えられる強度と摩耗への耐性が求められる。  

3. 簡単な操作性:最小限の作業で素早く交換できる構造。  

4. 確実な固定機構:交換後にしっかり固定され、安全に作動すること。 

 

ベルブルー製品は高剛性、高精度、高い繰り返し精度に自信があります。

高剛性


繰り返し刃先一の精度が±2μm以内のため、センタリンク機能が向上。 2面拘束(端面・テーパ面)することで、高クランプ剛性を実現。
高剛性のこだわり

高い繰り返し精度


同一後部交換時の繰り返し精度は、芯高、高さおよび径方向の3軸とも測定値±2μm以内。ポリゴン形状により、切削トルクが均等配分され、センタリング機能が向上。
高い繰り返し精度

高精度


すべての製品が精密検査済み。ISO26623に準拠。
高精度

クイックチェンジの効果


クイックチェンジは平均1分となるため、機械停止時間を大幅に短縮し加工コスト軽減に大きく貢献!
現場での工具交換時間平均10分、刃物交換時間平均25分に対し、クイックチェンジは平均1分となるため、機械停止時間を大幅に短縮できます。一般にクランピングユニット1~2個、カッティングユニット4~10個使用の場合、50~200時間/年の短縮に。生産性25%向上でき、加工コストの軽減を図れます。
角シャンクタイプを使用した場合と、クランプホルダを使用した場合の例

各メーカー・機器別クランピングユニットのご紹介


クランピングユニットのメーカー別の製品詳細はこちら

ポカヨケ ヒューマンエラー防止対策<BEN-RING(ベンリング)>


現在お手持ちのクイックチェンジに取り付け可能。

・ヒューマンエラーによるカッティングヘッドの取り付け間違い防止に。

・オプションのカラープレートで工具別・ワーク別・機械別など、一目で判断。

 

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